チェブラーシカはオリジナルがリバイバル上映された時に劇場で観たキラーコンテンツで「懐かしい!」と思ったら、あれ、こんなに綺麗だったっけ?ストップモーションってこんなこともできるの?と一瞬ソ連の技術に驚愕しかけたら、オリジナルの半世紀ほども後に日本人も参加したリメイク版でした。
第一話と動物園の設定以外は旧共産圏感も余りなく、毒気も少ない仕上がりでした。
チェブの羊毛フェルト感とか、ゲーナのコーデュロイとか、人間の髪の毛の毛糸とか可愛い愛しい。
一見役立たず極まりないチェブラーシカと、ゲーナの関係がとても優しい。誰もが全肯定される居場所を持つ権利があるはずなのだ。