アメコミ映画でショッカーみたいな扱い受けてるジャパニーズヤクザ見て、なんか違うと思いつつ、そもそも本来のヤクザ映画見たたことないなと気付いて鑑賞。
浅草が舞台のはずなのに焼け野原過ぎて全く見覚えのない町並みなのは時代を感じる。「ヤクザ風情」とカタギの前で謙遜したり、ピンハネするような商売を続けていてはいけないと自覚している節があったり、当初抱いていたヤクザ像よりかなり上方修正された。そして光属性のヤクザも闇属性の暴力団も、どっちも等しく潰えるべきというメッセージも、思ったよりストイック。でも両方居なくなると結局海外マフィアとかが流れ込んできちゃうんですね分かります。
「近頃流行りの男女同権ってやつだ」ってセリフには、あまりのジェネレーションギャップを感じてつい笑ってしまった。
