昭和残侠伝の作品情報・感想・評価

「昭和残侠伝」に投稿された感想・評価

すんげーカタルシス‼︎
本当に若い頃の辰兄と松方が見れて最高‼︎
あんなにしっかり仁義きってるの初めて見たっす‼︎
とも

ともの感想・評価

4.3
梅宮辰夫の胸のお守り、履いているズボン!
軍服姿の健さん。
あたしゃ鉄砲の弾と相性が悪いらしくて…
妹に何も聞かず優しく包み込む池部良に惚れる。
最後の殴り込み、ライトアップされる二人がかっこいい。体がぞわっとした。
そして飛び入り参加の松方弘樹!
あ

あの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

ただひたすらに美しい
ワンカットが女優の発音が押し殺したようなセリフが薄闇に光る刺青が演出が立ち位置が…
命よりも大事な庭場に手ェ出されたんだもんな
男の美学よ
また唐獅子牡丹の歌がいいのよ…
映画全体に美学が行き届いている
日本は侠客が消えてどうなったか?今こうなってるんですよ、せいじさん…
キよ4

キよ4の感想・評価

-
終戦直後の浅草 露店商を仕切る新旧テキヤ対決 関東神津組と新誠会の庭場争い
ストーリーは日本侠客伝の焼き直しのような任侠映画 悪どく攻める新誠会と耐える関東神津組
命より庭場
健さんと三田佳子の悲哀物語
殴りこみをかける夜の道行き 健さんと池部良ふたりに当たるライトが渋い
背で泣いてる唐獅子牡丹の歌
日本刀を持って殴りこみ 健さん鬼の形相で刺して切って大暴れ
池部良の軒下の仁義をきるシーンがかっこいい
浅草のとある老舗飲食店で働いていた頃、関西から来たという50代くらいのお客さんと俺との会話、、、

お客さん
「昔のここら辺を高倉健が日本刀持って歩く映画があんねん!かっこええぞ〜!」


「そうなんですね!自分も映画観るの好きなんでそれは観たいですね〜、なんていう映画ですか?」

お客さん
「つっても任侠映画やで?」


「仁義なき戦いシリーズだけは全部観たことあります!他はどんなのが面白いのか知りたかったところです!」

お客さん
「お兄ちゃんでもそういうの観るんやな!
その映画は『昭和残俠伝』っちゅーやつや!」

俺「昭和残俠伝ですか!絶対観てみます!」



それから数年が経って俺はもうその店では働いてませんがね、お客さん、、、
ようやく観れましたよ、、、




めちゃめちゃいい映画じゃないっすか!!
そして言ってたそのシーンめちゃめちゃかっこいいじゃないっすか!!

あのお客さんにもう一度会って
伝えたいです。

ありがとう!
タマル

タマルの感想・評価

1.6
せ〜な〜で〜 吠えて〜る
唐獅子牡丹〜 ジャキンッッ!
「死んでもらいます」

以下、レビュー。


ご存知任侠映画の金字塔。
内容は任侠ヒーロー物+昼ドラといった感じです。

中学生の時分に、突然自分の中で「任侠映画」ブームが起こりまして、これ系の映画を観まくっておりました。
で、久々に今作を鑑賞。
なーんか「こんな面白くなかったかなー」みたいな感じでした。
歳をとって中学のころ気づかなかった不快ポイントが目につくようになり、様式美に乗り切れなくなっていたようですね。

まず、画面に動きが少ない。
これがすごく辛い。
源之助親分がご存命の序盤、とにかく親分がつらつらつらつらと状況を説明するのですが、静止画と見紛うほど親分の顔面アップ絵から画面が動かず、ボーッとしてしまって話が入ってきませんでした。 もっと相手のリアクションを映すとか引きでとってみる色々してくれないと集中力が切れてしまいます。名シーンとされている「軒下の仁義」でも、同じ理由でボーッとしてしまい楽しめませんでした。

次にメロドラマが全くいらない。
恋愛関係とは、人間のエゴが最も出る関係です。
にもかかわらず、神津組の奴らは全員が無菌消毒された「良い男」で、女は助けられて惚れる、みたいな底が浅すぎる関係ばかりが出来上がっていきます。
特に主人公の誠次には敵も味方もみんな無条件で畏敬の念を抱いているため、どうしても周辺の人間に深く共感できず、表面的な人間ドラマしかできません。そこにメロドラマなんて高等なモンはやっぱり違和感しかありませんでした。
あと、これは個人的なことなんですが、昭和女優メソッドの演技が大嫌いなので、女キャラに共感できなかったというのも大きいでしょう。
「〜でっすぅ」「〜さっんぅ」
「なぃされるかわぁぬないじゃない」
みたいな、ブレス多めなわざとらしさが本当に鼻につきました。
これはしょうがないんですけどね。

最後に、勧善懲悪が行き過ぎてバランスが悪い。
ヤクザどもに民間人が大感謝するみたいなのはどうなんでしょう?全員気持ちのいい男ばかりが集まるヤクザの団体てどうなんでしょう?
逆に、敵サイドの親征会がリスキーな行動ばかり取り続けるのはどうなんでしょう?

自陣もファンタジー、敵もファンタジー。出てくる人々もファンタジー。
しかし、その実態は、作中でもちらっと出てきたように「貧しい露店商からかすりをとって暮らすヤクザ」同士の抗争なわけです。
ヤクザというものが持つ暴力性・野蛮性はヤクザを冠する限りは逃れらません。
すると、作り手はそれらから逃れるために主人公の口から

「あっしらみたいな稼業がいるから、かえってこういう揉め事が起きるんです。
皆さんご同様、すっ仇の商いでも始めようと思ってます」

なんて事を言わせやがるわけです。
馬鹿野郎か!? 任侠映画を作るならヤクザから逃げんじゃねぇ!!
事ほど左様に、ヤクザを無菌消毒しようとすると、やはりこういったやだみが生じて、集中できなくさせられてしまうのです。

改めてみると、健さんをカッコよく見せるための調味料を振りかけまくってるなー、という大人の事情が見て取れるようになり、楽しめませんでした。
『網走番外地』の方がオススメです。
521号

521号の感想・評価

-
健さんもよいのだが

やっぱ池部良の仁義切るシーンだよな

お竜と二強だ
東映東京の任侠映画シリーズ『昭和残俠伝』第1作目。エンコ生まれで浅草育ちな健さんが、池辺良と道行きに至るフォーマット。池辺良の「軒下の仁義」が素晴らしい。日本映画に残る名演だ。
松方さん追悼の6本目です。 高倉健さんの「死んでもらいます・・・」で有名な映画です。 気を入れて見たんですが、呆気ないほど淡白な映画なんでちょっとビックリしました。これは完全な『人生劇場』のスピンオフ映画ですね。 お話も相当単純化してます。 本主人公の寺島清次(高倉健)は、『人生劇場』の飛車角、吉良常、それに瓢吉の要素まで混在してます。 だったら、おとよのキャラクターをしっかり創り込んでメロドラマにしてくれれば良いとは思うんですが、硬派なお話で押し通しているんで、色恋要素も味気がありません。肝心な松方さんなんですが、若造チンピラ役です。 デヴューから既に5年経ってますから、もうちょっと馴染んでくれると良いんですが、未だ浮っついてます(笑)でも、美男子ですよ・・・。

この映画、やっぱりエンドの殴り込みシーンだけですね。 逆に言えば、エンドシーンの見本です。 そのくらい良いですよ。 それと、有名な唐獅子牡丹の歌、知っている歌詞と全然違うんですよ。これ、監督の佐伯清さんが映画用に書いた詞なんですね。 これがとても良いです。

高倉健さんが殴り込みに行くエンドシーン、そこに唐獅子牡丹が流れます。
「♫ 親に貰った大事な肌を、墨で汚して白刃の下で、積もり重ねた不幸の数を、なんと詫びようかお袋に、背中で泣いてる唐獅子牡丹・・・」

健さんがぱっと目線を振り上げると、そこには風間重吉(池部良)の姿が・・・。
“清次さん、わたしも行かせて貰いやすよ”
“そいつあ、いけねえよ、風間さん。せっかく妹さんにもお会いなすった。大事に可愛がっておあげなさい”
“やつは、一足先に向うで待ってくれてますよ”
“・・・。そうでしたか・・・”
“清次さん、ここであんたを一人で行かせちゃ、風間は一宿一飯の渡世の仁義も知らねえ奴だと世間の笑いもんになります。男にしてやって下さい”
ここでちょっとの間。そして、ニカっと破顔一笑して歩き出す清次。そこにまた唐獅子牡丹が・・・。

「♫ 白を黒だと言わせることも、所詮畳じゃ死ねない事も、百も承知のヤクザな稼業、なんでいまさら悔いはない、ろくでなしよと夜風が嗤う・・・」

いいやねえー。ニッポン人だやねえー。よっ!!!、健さ~ん!、て感じですわね(笑)
pon

ponの感想・評価

4.0
いやぁ〜〜色々と理屈はおいといて…文句無しに格好良いですわぁ!

ザ・任侠道!!という全きの世界観。
高倉健と池部良がそこだけはライトが照らす夜道を2人、死地に向かって歩いて行くさまにふるえがきました。

今は鬼籍となられた方々が多数出演している作品を観られることも貴重です。