koukuwabara

イヤー・オブ・ザ・ドラゴンのkoukuwabaraのレビュー・感想・評価

3.8
社会派マイケル・チミノを監督に、オリバー・ストーンが脚本に名を連ねているとなれば、観るしかない。ミッキー・ロークの全盛期であったのではないかと思う程、彼の演技、存在感が素晴らしい。ニューヨークにおけるチャイニーズマフィアというなかなかディープなテーマであったが、それに暴走刑事が風穴を開ける様は痛快。また主人公の妻や恋人の中国人がとにかく美人で、彼女達の存在も物語に彩りを与えている。これだけドロドロした流れの中で、あのようなラストで終われることは可能なのかは少々疑問が残るが(笑)、全体として凄く楽しめた。暴走デカの破天荒ぶりを是非。
koukuwabara

koukuwabara