ロシアをイメージしたマフィアと手を組み、アメリカの汚職警官や中国の麻薬組織と戦う構造がハリウッドっぽくなくて驚いた。調べてみると、セガールはロシア国籍も持っている新ロ派で納得できた。
彼は図体が大きいのに合気道を活用するので、カメラワークでなんとか緊迫感を出さざるを得ない。通常のアクションより横振れがひどいので気持ち悪くなる人もいるかも。ちゃんと息の根を止めるまで描写するので子どもには見せられないが、グロが好きな方にはおすすめである。
四隅に″「″をつけるだけで防犯カメラの映像ぽくなるのは撮影法として利用しやすそう。