フク

悪名のフクのレビュー・感想・評価

悪名(1961年製作の映画)
4.0
腕っぷしが強くて荒々しいが男気に溢れた勝新演じる「八尾の朝吉」と、最初は敵役として登場するが朝吉の心意気に惚れ彼に付き従うことになる弟分田宮二郎演じる「モートルの貞」が、弱きを助け強きを挫くアンチヒーローとして活躍する「悪名シリーズ」第1作。
勝新のかっこよさはもちろんだが、代表作「白い巨塔」や黒のシリーズなどで見られるニヒルな役どころとはまた違った魅力の田宮二郎が最高に素晴らしい。
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