キコ

きみに読む物語のキコのレビュー・感想・評価

きみに読む物語(2004年製作の映画)
4.5
「僕の人生で唯一誇れることがあるとしたら、それは、ひとりの女性をこよなく愛したこと。それだけで僕は十分に幸せだ」

多分これもう10回は観てるんだけど、映画チャンネルでやってるとやっぱり観てしまう…。
とにかく愛がたくさん詰まったお話。アリーの美しさに惹かれてノアの一途さに惹かれる。私もアリーのようにいつまでも美しい女性でいたいし、ノアのように死ぬまで誰かを愛したいって観るたびに思う。
しかもこれ、実話が元になってるんだよね…アリーがノアと自分のために書いたあの物語が実際にあって、ノアとアリーが過去に存在してって考えるだけで鳥肌が立つ。たまに訪れる数分のために毎日毎日他人のふりしてアリーの知らない物語を読み聞かせて、思い出したかと思ったら少し経つとまた他人に戻る。こんな悲しいことってある?それでも最期まで妻と一緒にいたいって想うノアに全力で惹かれた。

ノア役がライアンゴズリングってもうこれはヤバイ。むしろノアを演じることが出来るのはライアンゴズリングだけだね。ピッタリな配役だと思う。特に戦争から帰ってきた時の軍服に丸いサングラスは純粋に目の保養になる!私生活はノアのようにはいかないらしいけど、ラブアクチュアリーみたいな感じかな?(笑)
アリーに関しても最高にピッタリな配役!あのルックスなのにちゃんと将来を見据えてたり、わがままばかり言わないしっかり者のお嬢様って感じ。

んーま、とにかくこれは万人に観てもらいたい!何回観ても同じところで泣ける。
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