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ゆきゆきて、神軍のYのレビュー・感想・評価

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)
4.8
タイトルから、ずっと普通の戦争映画だと思ってた。正直言って、彼の言動にはツッコミどころが多すぎるし、到底私の理解の及ばない価値観ばかりだった。遺族の方が同行をやめたのも納得がいく。
ただ、正しいかどうかは別として、彼なりの正義を貫こうとしている所に、人間らしさを感じた。反対に上官たちの苦々しさも然り。
画面越しに無意識にも傍観的な立場になっていたからか、戦争が生み出した怪物たちの双方とも憎めなかった。
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