ゆきゆきて、神軍の作品情報・感想・評価

「ゆきゆきて、神軍」に投稿された感想・評価

とにかく奥崎氏は強烈。戦争ドキュメンタリーというよりこの人の生き様の映画ではないですか。現地当局から没収されてパプアニューギニアの映像がないと知ったときにはえー?!っと思った。今ならオンラインで送信できるから当時の時代ならではだなあ。
やまー

やまーの感想・評価

3.5
奥崎謙三は結局のところ何に怒っていたのか?を考えながら見るとより面白く見れる映画
クロ

クロの感想・評価

3.5
生々しくて凄くパワーを感じるドキュメンタリー映画!
なかなかこんなドキュメンタリーは撮れないと思う。
これはどえらいヤツよ。心をいつもと違う場所に連れて行かれるヤツ。
観るなら心して。「アカン!」と思ったらやめればいい。
体験が強烈すぎて未だにタイトルのビジュアル目にするだけで怖いもんオレ…
さくれ

さくれの感想・評価

4.0
戦争終戦直後に起こった事件を尋ね歩いて追求する物語
時には暴力を振るってでも真実を引き出す姿勢に引き込まれた。
監督の裏話も併せて聞くことで深くこの映画を楽しむことが出来た。
coz

cozの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

年鑑シナリオか何かで読んだが、映像で観ると迫力半端ない。当たり前か。
しかし、話してることが聞こえづらいとこもあったので、字幕があればありがたい。

戦争は二度とおこしてはならないと言いながら、人類に必要な暴力はどんどんふるっていくつもりだとか、、、やはり狂ってるのか、、、それも戦争の後遺症なのか、、、
奥さん先に死んでしまうのは天罰なのか、、
ま、とにかく「軍旗はためく下に」をセットで観た方がいい。
いや、セットでなくても「軍旗はためく下に」を観るべき。
80年代からfilmarksがあったらよかったのに、と思う。
Kasumi

Kasumiの感想・評価

4.0
今村昌平(今回は企画のみ)は本当に面白いドキュメンタリーを作りますね…「人間蒸発」に引き続き胸糞悪く楽しみました。ドキュメンタリー番組ですが戦争中の犯罪というテーマ以上に奥崎の人間性や偽善ぶりが主演主人公として目立っている。とりあえずものすごくムカムカする映画でした。
監督の原さんがどういう考えを持ってこの映画を撮ったのかだけ気になる。

まず言いたいのは奥崎も人殺してるやんこの後も殺すやんということ
出どころ不詳の正義感を対象不明確に振りかざす人間。奥崎の場合は自己顕示欲も。
「本当に偉大な人間は 神の法に従って人間の作った法を恐れず正しいことをする」人らしいんですけど。神の法を作ったのは誰よ?
第三者としての正義感の使い方って本当に難しい。
最近見た 正義感振りかざし系の共通点としては、自分の持つ怒りや不安を解消するために誰か自分の力で入り込めそうな他人の不幸や悲しみを利用する

誰にも共感できない。
生理的に無理。というやつ。
どこまでノンフィクションかわからんけどまあこういう人いるんだよねそこら中に。
誇りを持っている対象が、向上心のベクトルが理解できないヨ
天罰ってなんやねん
どんな生き方をすれば わたしの方があなたより立派ですよ と面と向かって人に言えるもんか、全然言いたくないけど
これを堂々と映画にしてるあたりが、本当に正しいと思ってやっている証明でこわい
なんか籠池夫妻思い出しちゃった

カニバリズムはさすがに驚き。
神が言ってるんです。
1回か2回か3回かなんてどうでもいいのに、そこにずっとこだわってる。大事なのは0か1かでは

何が一番恐ろしいって、いまのわたしの考え方もどこかの時代から見れば恐ろしく映るということよ
やっと見ました。
戦争が生んだ怪物。
野火よりも説得力があるのが、発せられる声にある。全くもってデタラメな奥崎だが、そのカリスマ性というか怪物的なキャラクターが人を引き寄せる。
しかし、この戦争のステレオタイプ的なところに囚われ続けることより建設的に、世界をあげて殺戮する無意味さを話して行きたいところ。
このようにスキャンダラスに暴くというか暴力的に明るみに出来ないのが、やはり日本の隠す文化であり、ちゃんと向き合えていないように思う。
森野

森野の感想・評価

5.0
こんなドキュメンタリー見たことねえ…

パプアニューギニアのジャングルで、餓死や病死と隣り合わせという最悪な状況の中、追い詰められた兵士たちが現地人や敵兵の屍肉を食べて生きながらえていた。←!?

実は同胞である日本軍兵士の屍肉も食べていた。←!?!?

実は屍肉ではなく生きている兵士を銃殺してから食べていた。←!?!?!?!?

実は上官がその銃殺命令を出していた。←!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

・・・という壮絶な真実が、終戦後頑なに口を閉ざし続けてきた元上官たちを奥崎が執拗にインタビューする中で暴かれていく。

軍や天皇を信じて命がけで戦ってきたのに、その味方に殺されて食われるって、、、、、あまりにも悲惨。
しかも命令を下した上官たちは何の罪にも問われず、終戦後も真実を隠しながらのうのうと生きている。人の道を外しすぎていないか?

奥崎のその後も含めて、衝撃が強すぎて、観た後どっと疲れてしまった。
今まで見たどのドキュメンタリーよりも熱量が半端ではなかった…。
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