ゆきゆきて、神軍の作品情報・感想・評価

「ゆきゆきて、神軍」に投稿された感想・評価

TICTAC

TICTACの感想・評価

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やすやすと感想を述べられるような映画ではなかった

全国民に見て欲しい

いかれた人のドキュメンタリーかと思ったが(まあたしかに普通ではないが)映像として残したいものがあるからこその作品であることがよく分かる
映画でしか残せないものが詰まってる

ありふれた戦争映画よりも断然伝わるものがある
日本にも戦争というものが存在していたんだと認識するとともに二度と起こしたくはないと

過激で度が過ぎてるのはそうなんだが
彼が悪人であるかどうかを一口では言いきれないとも思う
彼なりの正義があるんだな
彼に付き添う奥さんも中々の人間だ

これからもどんどんドキュメンタリーも観ていきたい
玉露

玉露の感想・評価

3.3
暴力が映されていてハラハラした
kono

konoの感想・評価

4.0
はじめは怖かったんだけど、だんだん引き込まれていく映画。

奥崎の間髪入れない話ぶりが言葉のシャワーのよう。

身代わりの人を立てているところは、ちょっとコミカルにも見えるけど、本人たちは至って真剣。

戦争をこのような形で垣間見れてよかった。

奥崎からは目が離せなかったけれど、コシミズも興味深かった。

多くの元軍人が悔やんでいたり、謝ったりしている中、これだけの証拠が出ているのにもかかわらずいっさい自分の非を認めず、嘘をついているとも思えるような話ぶりには驚嘆する。

恐ろしい面がまえではっきり知らないと言いきっているが、もし彼が最後のとどめを刺したのだとしたら、
刺した上であの話ぶりが出来るのだとしたら、コシミズもまた、狂っているのではないか?
細野

細野の感想・評価

5.0
ほんとに凄いドキュメンタリー。
本物の基地外の奥崎氏。

ドキュメンタリー映画の監督は性格が悪い程面白い。

大傑作。


奥崎、ムカつくわー笑
会社の人々に見てみて(笑)とすすめられて鑑賞。

私が面白いって思う映画というのは、"共感できた"とか、"世界観が💖"とかそんな理由のやつばっかなんですが、これはもう何というか別の土俵すぎて比較はできないけど、
面白かった、、、
というより興味深い作品でした。

罪のない日本兵の殺害の謎を暴くという、まあ普通の人が暴いていくというストーリーならマトモに進んだかもしれない内容を奥村というキチ◯イ(すみません)が追って行くことでもう訳のわからないことに。笑

この画面の中で起きていることが全て現実だなんて、信じがたいけど、真実なんですよ奥さん。でもなんというか、奥村のぶっ飛んだ行動を映画にしてるというより、映画を利用してぶっ飛んだ行動をしているという感じ。
制作ノートたるものがあるそうなので、それも読んでみたいと思います。

共感は生まれないけど、興味深い。
うまく感想は言えないけど、面白い作品でした。

ちなみに、ブラックジャックの伏線的なストーリーに似ててびっくりしました。
黒男のケガ及び母の死の理由となった不発弾の未処理に携わった奴ら(確か五人?)を探し出して復習するという。。。結局回収し終えませんでしたが。。。
ちひろ

ちひろの感想・評価

3.8

「生きることは演じること」

というようなコンセプトで某制作をしていたところにアドバイスとしておすすめされた本作を再度すすめられ、このレビュー、何度目かの鑑賞になります。

なにがすごいかって、原一男さんのドキュメンタリーの臨場感と奥崎さんのイカレポンチがうまくミックスされすぎ。

日本ドキュメンタリー最高傑作といっても過言ではないのですが、スコアが高いと好きな映画みたいになっちゃうのであえて控えめ(笑)
わや

わやの感想・評価

4.0
撮影者が先入観なく奥崎謙三とその周囲の人を映してる感じがして好感が持てた


奥崎謙三には持てなかったけど
奥崎さんのエネルギッシュで個性が爆発したキャラクターがやはり魅力的。自分が正しいと思ったことは、法律でも常識でも何でもぶっ壊していくから清々しい。そして、予想外のラスト。凄まじいドキュメンタリーでした。

自分の考えを相手に認めさせるだけで、対話をするという気持ちがない人だからちょっと辟易する部分もあるけれど、奥崎いう人物が面白いから仕方ない。事件の真相を暴くことよりも奥崎観察。すぐ警察呼ぶところがおかしい(笑)
Jichoon

Jichoonの感想・評価

4.0
吐き気がするくらい「日本」に嫌悪感を覚える。

奥崎謙三を取り巻く警察や、部下を殺して(食った?)曖昧に言説をはぐらかす元日本兵たちもさることながら、奥崎謙三という人物そのもの、あるいは狂気といったものにもうんざりさせられる。

だが、時々天皇にパチンコ玉ぶっ放したとかいうお茶目なコメディも入って、視聴者をクスっと笑わかしてもくれる。

彼の狂気が日本という臭いものに蓋をする構造の中で、そういう人物像に造り上げられてしまったのかは分からない。しかし、誰も触れようとしない戦時中の日本の恥部は、あのエネルギーがなければ辿り得ないものではあったと思う。

しかし、彼を狂人というカテゴリーに当て嵌めるのそのディスクールそのものが、事実を排除し見たくないものは見ない日本的な精神構造の立派な体現だ。

特に今日において奥崎謙三のような人物がいなくなった日本で、過去のことを否定しようとする狂気はますます歯止めがきかなくなるのだろう。

この国の体制を心の底から軽蔑することのできるそんな素晴らしいドキュメンタリー映画でした。
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