もう夏

マジックのもう夏のレビュー・感想・評価

マジック(1978年製作の映画)
1.8
日曜日の午後6時半、タバコ吸ったベランダから中にはいってきて部屋にて鑑賞 遠くで雨が降っているような曇り、風は凪いであたたかい

アンソニー・ホプキンス主演、狂気の腹話術師が破滅へと突き進むサイコサスペンス
内向的な性格のコーキーはさえないカード手品師。だがファッツと名付けた毒舌人形を操る腹話術師に転向し、大成功を収める。そんななか、彼はマネージャーに健康診断を勧められるがかたくなに拒否する。実はコーキーにはひた隠しにしている秘密があって……。
精神に異常をきたした腹話術師の、少しずつ人形と一心同体化していく描写が心理的恐怖をあおる。ホプキンスの怪演はもちろん、共演者たちの真に迫った演技も目が離せない。

面白かった☺
腹話術師、唯一の”友達”にそそのかされ殺人に手を染める
ストーリーはシンプル、ほんとにプレーンだから分かりやすくていい
割と序盤でもう二人で喋り出してて既に不安だったのだけれど、中盤で特に何があるわけでもなく本人がヒロインにブチギレて面白かったな ずっと緊張感が持続するかと言ったらそこが不思議なのだけれど、主人公の気の弱さに哀愁もありつつさらっと楽しめたかな☺
アンマーグレットがヒロインなのも味があって、終幕の哀しくスタイリッシュなキレイさが印象的だったよ

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