プライア

わたしのグランパのプライアのネタバレレビュー・内容・結末

わたしのグランパ(2003年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

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中学生・石原さとみの祖父の菅原が刑務所から出所して来た。
義理人情の男で、親友を殺された復讐でヤクザを殺したのだった。

人間としては素晴らしいので、良い影響を色々及ぼす。
石原はいじめられなくなり、石原の両親も仲良くなる。
さらには不良少年らを改心させる。

菅原はヤクザらから2億円くらい奪っていた。
菅原の出所を知ってそいつらが石原を誘拐する。
その代わり金を持って来いと菅原を脅す。

菅原は不良少年らと共に機関銃を持って登場し、
ヤクザの組長の娘を逆誘拐して交換することで丸く収まった。

しかし間もなく溺れていた子供を助けようと川に飛び込み死亡。
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菅原文太という俳優の魅力を見せるための映画と言うべき映画。
だって、それ以外は何を言いたいのか全く分からんもん。
最後、何故菅原が急死する必要があったんかもよう分からん。

それに今の感覚とは大いに異なるなと思った。
だってヤクザに脅されながらも平然と息子夫婦の家にいるなんて、
息子夫婦や孫を危険にさらす行為そのもので、良くないし。

現に孫が誘拐されてるし、その救出に不良少年を巻き込むし。
しかも彼らの前で機関銃をぶっ放すし、今の感覚じゃ格好よくない。
それに組長も脇が甘すぎてアホ過ぎ。その部分はコメディ。

でもコメディ路線で丸く収まって事実上の手打ちになった後に、
何故わざわざ菅原が死ぬ必要があったのか?
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