粗大

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望の粗大のレビュー・感想・評価

3.8
見直し
映画として見ると良作と凡作の間
スター・ウォーズ作品として見ると見どころの多い良作
最初からいつもの説明シーンがあり途中から見た感が強く一つの壮大な歴史の一部を見ている雰囲気づくりが良い
ある程度スカイウォーカー・サーガを知ってから見直すとより楽しめる
この時代にしては特殊効果は悪くないし造形、デザインは群を抜いていると思う
ただ若干設定や細部等の粗さはやや目立ちする
ルークやっぱり父の血を引いてるだけあって美形
レイアは可愛くはない
オビワンは人生の荒波に揉まれやや人格が変わっているか、穏やかだけど容赦無い感じ
若きオビワンを知っているからこそアレック・ギネスのオビワンの飄々とした爺さん感が愛おしい
モフターキンの大物感が見直してわかる
ダース・ベイダー時間経過のせいかかなり冷静で落ち着いてる感じ
ややスローテンポだけど一作目として説明部分を損なわずにするためには必要なのかも
展開としては割と納得で王道
ライトセーバーアクションはかなり悪い(達人同士の間合いの取り方にも見えなくはない、後付け設定等はあるかもだけど素人目にも酷い)
ガンアクションはまぁまぁ
技術の関係上仕方ないけど戦闘機アクションは良くはない
世界観を楽しむだったり見直すと面白い
やはりいちばん特筆すべきは偉大な映画音楽
適切な場面で適切かつ心躍る音楽がかけられているので映画の価値を底上げしている
この時代の映画の他にない長所はやはり音楽と独特の音質による高級感だろうと思う
粗大

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