ファム・ファタールを描いたことで有名なアベ・プレヴォ「マノン・レスコー」の原作を基に作られた作品です。
恋にのぼせ上がった男が娼婦気質のマノンに何度も裏切られるが、逡巡しつつも情熱のおもむくまま最後まで恋心を貫き通す。
マノンは彼を利用するだけ利用してポイッではなく、体を売っても心はあなたのものだと言い離れない。
原作とは違う時代設定で、第二次世界大戦パリ解放前から話が始まり、大戦後のパレスチナへ向かう移民船に二人が密航する。
パレスチナに到着後の砂漠を彷徨う二人の描写が美しくもあり衝撃的でした💥
マノン役の女優さんはあまり美人とは言えないけれど、童顔で肉感的。後半の体当たりな彼女の演技に驚愕します! ホラ~🥶
別れた方がお互いのために良かったんじゃないのか。
一緒に居ることで不幸を呼び寄せてしまったようで哀しい…
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督のサスペンス風で緊張感のある展開も良かったです👏