やってることのコアな部分は
「BABYLON」と同じでサイレント後期の映画づくりのドタバタ群像劇。
(むしろこの映画、下敷きにされてない?…
「陽が沈む」って騒いでたスパイク・ジョーズとか…)
「BABYLON」のような刺激的なエンタメ性は無いし、
P・ボグダノヴィッチ×オニール父娘の
前作「ペーパームーン」のような奇跡は無いが、
古き良きロマンティックコメディのようでこれはこれで良き。
D・W・グリフィス「國民の創生(クランズマン)」を観た後の、車での会話シーン
は、映画をつくるということの愛に満ちていて良かったなぁと思える。