1987年。監督・脚本はウディ・アレン。
ラジオにまつわる思い出を、ノスタルジックに回想する物語。
ラジオが絡んだ家族の小話をまとめたようなストーリーなのだが、どれもが笑えるし、その愛に溢れた温かい視点がとてもいい。
ラジオを一日中つけたまま生活してる様子が面白いし、家族それぞれ好きな番組があって、あーだこーだ文句いいながらも仲良く暮らしてる姿がいい感じ。
不意に主人公の少年がお父さんに出会うシーンが、すごく泣けた。伏線の張り方も上手い。
ウディ・アレンの作品の中では異色だと思うが、これも素晴らしい作品でした。