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ラジオ・デイズのryotaのレビュー・感想・評価

ラジオ・デイズ(1987年製作の映画)
3.0
古き良きアメリカを描いた古き良きアメリカ映画 といった感じ

グレンミラーにコールポーター、ベニーグッドマン、デュークエリントンにビングクロスビー!
とにかく最初から最後までスタンダードナンバーが流れ続け、それだけでも嬉しくなっちゃう作品だった

1987年のこの作品と2011年の『ミッドナイトインパリ』、どちらもヘミングウェイとコールポーターが関係していて、それぞれが(ニュアンスは違うけれど)懐古主義的な作品であること、その繋がり(ウディアレンの一貫したアメリカ愛とも言える)が面白かった

敬虔なユダヤ教徒が1時間で共産主義に傾く件は声出して笑ったけれど、それ以外のユーモアは他の作品に比べて毒っ気も鋭さも無く、全体的にただただ平和なノスタルジックムービーという感じで、個人的にはそこまで好きではなかった

ダイアンキートンのチョイ役っぷりにビックリ!ジェフダニエルズも出てたらしいけど全くわからなかった!
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