よだれどり

アリゾナの決闘のよだれどりのレビュー・感想・評価

アリゾナの決闘(1948年製作の映画)
5.0
面白い! この硬調のモノクロは好み。室内はノワールかってくらい黒い。シャンクスに雇われるところなんか真っ黒。兄弟は対照的に描かれるが、それが光と影で描き分けられるという演出も真っ当でよい(登場シーンは言うに及ばず、ホテルの部屋での対峙から転調する)。暗い牢から登場するヴィクターマチュアが光の下に飛び出すまでの映画でもある。最後の決闘のアパッチとの言葉を交わさぬ連携もシブいし普通に傑作と思うんだがmarkついてないね。牢にて目元にあたる光。尾翼みたいな形の雲で同じ位置と示す演出。逃走中、面白いところ見つけたから使ったと思えるような丘が出てくる。足枷を担いで酒屋にくるハートフルとかキャラも◎
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