やっぱりカルカン

老人と海のやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

老人と海(1958年製作の映画)
2.3
背景が不自然だったので調べたら
Wikipediaに
>2005年2月のCNNの記事によると、アーサー・ヴィトマーが考案したブルースクリーン合成技術を初めて使った作品の1つ
とあったので納得。

キューバ・ハバナの港町コヒマルが舞台。老人と少年の交流は心が温まり、カジキとの格闘もロマンがある。街の雰囲気も優しく、冒頭で期待感が高まった。
元々「マグロに賭けた男たち」や「洋上の激闘!巨大マグロ戦争」などのテレビ番組が好きで毎年楽しみに観ているため、テーマ自体はとても好きなはずだったが実際に映画を見てみるとなんだか退屈でテンポが悪く、映像も一部本物ではあるが、合成とプールの偽物感が気になってしまって集中できなかった。
個人的に合わなかったので映画作品としては低評価だが、原作小説は未読なので読めばまた印象が違うのかもしれない。

・諦めずに頑張っていればいつか神様がチャンスを与えてくれる
・人生はそんなに甘くない
・いつもそばに居てくれる大切な人に感謝せよ
・自分の人生の主人公は自分
などといったメッセージが含まれていたのかなと思った。ストーリーは色んな考え方ができるので、取り方は人それぞれでいいと思う。