シネスキじい

キングコング対ゴジラのシネスキじいのレビュー・感想・評価

キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)
3.9

キングコング対ゴジラ

懐かしい見直しました
最近、ゴジラVSコング
新たなる帝国
を見てきて、どちらも結構
ぶっ飛んでるなと思いました
どちらかと、いえば、こちらの
方が正統派バトルですが

東宝30周年記念映画でしたね

円谷英二はまだ特技監督です
特撮ではないんですよね?

ゴジラの逆襲から7年ぶりです
前作で氷の中に閉じ込められた
ゴジラは何故か大きな氷山となり
行方不明、北極圏の方で
アメリカ原子力潜水艦
シーホーク号の光る氷山の
調査中に発見され
シーホーク号を撃沈後
赤い星のマークの軍事基地に上陸
破壊後、日本へ!

ゴジラは氷山の中に長い間
閉じ込められていたので
自分の細胞を大きくして寒さを
凌ぎながら、冬眠状態にし
キンゴジと言われるカエルの様な
頭で、身体付きも前作より
大きく、ボリュームアップの身体に
変化、また、キングコングに
見劣りしないように
ビルドアップしたんだと
自分は考察しました

この映画、モスラからの
人間の会社の覇権、利益の追求が
まだまだ続いて描かれていました
パシフィック製薬会社と
セントラル会社の争い

キングコングはお世辞にも
良い出来とは言えない
どちらかといえばブサイク💦

登場場面でのタコとの戦いは
タコは本物と作り物を使い分け
撮影

タコ演技上手かったですね(笑)

大きなスクリーンにタコを映し
その前で人物が演技してました

なので、原住民が投げた
槍や松明の煙の陰が良く見ると
スクリーンに映ってます
コングの投げた岩の影も、、

多くの映画の背景を描いていた
島倉二千六(ふちも)氏が
この映画でも、写真と見間違う
空とか雲とか、シーホーク号が
進む海の背景も描いてます
モスラもゴラスも他の特撮映画以外も

確かまだご活躍で近年では
シン・エヴァンゲリオン劇場版
の背景も描いてたそうです

気になる方は
特撮の空
という、本が売られていますので
是非、ご覧下さい

さあ、ここから少し動きが
コミカルになってきた
怪獣プロレス
この作品ではゴジラの
1勝1分け、ラストは熱海城を
破壊後、海中へ

コングはアメリカから借りてたので
負かす訳にはいかず
引き分けにしたとも
聞きました

さて、海中に落ちた
コングは生まれた島へ
ゴジラは地中に潜り
田子ノ浦の開発地中へ
(この続きはモスラ対ゴジラで)

昭和の対シリーズの中では
名作の中に入ると思います

ツッコミドコロ満載ですが
それが怪獣映画ですから

次作は⑪大好きな
海底軍艦です

ては、また宜しくお願いします
シネスキじい

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