キングコング対ゴジラの作品情報・感想・評価

「キングコング対ゴジラ」に投稿された感想・評価

東宝が総力をあげて描いた日米怪獣対決。
東宝映画創立30周年記念作品であり、ゴジラシリーズ初のカラー&シネマスコープ作品。スタッフには本多猪四郎×円谷英二×伊福部昭×関沢新一×田中友幸という東宝特撮黄金チームが集結しており、シリーズ最高傑作との呼び名も高い作品だ。
現在、ワーナーブラザーズが企画しているモンスターバースの『ゴジラVSコング』は、おそらく人間(霊長類)の祖としてのキングコングと、哺乳類が栄える以前に地上の覇者だった生物の生き残りであるゴジラが対立するという作劇上合理的な構図で進められていると思うのだけど、どちらかを殺すわけにはいかないんだから、この作品のようにもっと気楽でいいのよと言ってあげたい。
北極海の氷が解け始めたという伏線が語られ、前作で閉じ込められたゴジラはその氷山から復活。未開の島に住む巨大なる魔神の存在を知った日本人が探検隊を組織し、秘境からコングを連れ帰る。二つの怪獣をめぐるエピソードが並列し、引寄せられるように太平洋の島国にやってきて対決というクライマックスへ一直線に突き進む王道脚本っぷり。無駄のないシナリオが本当に見事だ。
なにより特撮面、二度にわたる両雄対決が見所であり、特にクライマックスの富士山裾野から熱海城を挟んで一緒に壊すまでのくだりが楽しい!アクションに次ぐアクションの連続だ。
それ以外にも、冒頭のシーホーク号と北極海のミニチュアセットをはじめとした特撮大プールを活用した撮影や、コング運搬準備のシーンでの作画合成など、フィルムに違和感無く定着した見事な特撮映像の数々。
後にボンドガールとなる浜美枝と若林映子が熱演しており、「映画には美女が必要だ」という1933年のオリジナル版のスピリットを継承。ゴジラにもコングにも襲われるコメディリリーフ浜美枝は迫真の恐怖演技を披露し、コングが美女を抱えて国会議事堂に登るという本家へのリスペクトを捧げたオマージュも見事なミニチュアセット撮影である。
毎度おなじみ大ダコのシーンでは、ミニチュアセットに置かれたタコやその触手と島民が投げた松明や槍を巧みに合成。ちゃんと影まで映りこんでいる。そして、島民が大ダコの死闘を繰り広げなんとか危機を脱した直後、その大ダコよりはるかに大きく強いキングコングを登場させるという展開の妙。一連の流れのなかで怪獣のサイズをインフレさせていくことで、観客にその強大さ伝える効果的な演出である。
巨大な怪獣のプロレスと、東宝俳優陣の余裕のある演技アンサンブルが生み出す開放的な雰囲気が全編に満ちていて、家族揃って楽しめる東宝特撮映画絶頂期の横綱相撲を堪能した。
スタ

スタの感想・評価

4.0
ザ・お祭り映画!

1回戦、キングコングの肩を落とした敗退が見ててなんとも悲しかった…
mare

mareの感想・評価

3.0
東映まんがまつりで見たと記憶しています。子供心に滑稽さが愛らしく思えた記憶があります。
ゴジラと当時から人気のあるキングコングが戦うという話題性もあり、娯楽作品として完全に振り切ったシリーズ3作目。

なかなかの肉弾戦で見応えある戦いでしたが、いよいよ数年後にハリウッドでゴジラとキングコングが再び戦うとの事。この作品から60年近くを経て、今度はどんな戦いを見せるか楽しみです。
tetsu

tetsuの感想・評価

3.2
ゴジラ祭り(昭和編)第二弾~その2~!!
(最後には、ゴジラ兄さんの豆知識コーナーがありますので、そちらもお楽しみに~!)

自社の番組の視聴率が低迷しており、頭を抱えるTV局員達。
彼らは、ファロ島に現れたという巨大なる魔神の噂を聞き、現地に直行する。
すると、そこにいたのは、大怪獣"キングコング"だった。
一方そのころ、北極では倒されたはずの"ゴジラ"が復活!!
それを知ったテレビ局の部長は、
この事態を好機に、これら二大怪獣の戦いを画策しようとするのだが...。

ゴジラシリーズ、初のカラー作品。
特に、ファロ島の色鮮やかな描写が印象的だった!

また、しっかり、キングコングのお約束も踏まえられており、
謎の先住民が住む島や、
その守り神として君臨するキングコング、
そして、お馴染みの女性が手に掴まれるシーンも、しっかり再現されているところが見所。
そういう意味では、元祖「キングコング(1933)」の日本版リメイクのような設定とも言える作品だったかも。
(最初のシーンで、何となく1933年版の配給会社RKOのロゴを思い出すのは、自分だけではないはず。笑)
また、1933年版では、エンパイアステートビルがアメリカを象徴する建物として登場したが、今作で日本を象徴する建物として何が登場するのかにも注目!

肝心なストーリーは、というと、
ゴジラ感薄めの序盤といい、
チャップリンの様に個性的な動きの部長といい、全編コメディタッチで、
前2作ほどのシリアスさは、
ほぼ皆無のため、突っ込みどころが多数なのは確か。笑
異様に足が速いキングコングに、
そんなコングの驚きの移送法、
怪獣を制圧するためのドッキリみたいな埋没作戦、
などなど、言いたいことは多々あるが、
特に、有能すぎるゴジラの尻尾には驚きを隠せなかった。笑

というわけで、
再来年には、
ハリウッドで「ゴジラ vs コング」が公開されるわけですが、
その予習として、もし余裕があれば観ていただきたい、突っ込みどころ満載のドリームマッチ映画でした!笑


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<ゴジラ兄さんの豆知識コーナー!!>

・観客動員数は1150万人で、
これはゴジラシリーズ歴代最高記録!
(ちなみに、あの「シン・ゴジラ」でも約550万人)

・主演は安定の高島さん。笑
(彼の息子"高島政宏"さん、"高島政伸"さんは、どちらも後のvsシリーズに登場している。)

・劇中、登場する巨大ダコは本物のタコを使って撮影しているらしいが、中々思い通りに動かなかったため、何匹も使って撮影したんだとか。
ちなみに、干からびたタコ達は、その都度、スタッフがおいしくいただいたそう。笑

・今作の戦いの決着は意外なもので、芸能界きってのゴジラファンである佐野史郎も、納得がいってないらしい。笑

・そんなラストバトルでは、二大怪獣が崖から落ちるシーンがあるのだが、Mr.ゴジラこと中島さん(ゴジラの中の人)は、頭を打ってしまい、脳しんとうになってしまったとか。
無事、大事には至らなかったものの、このエピソードからも中島さんが、いかにゴジラを命懸けで演じていたのかが分かる。

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だりあ

だりあの感想・評価

3.8
生涯で初めて観たゴジラ映画だったかも
しれない。
既視感のあるシーンが多かった。

昭和30年代の日本の高揚感を感じさせ、
マスコミの聴取率主義な皮肉も入って
いる。
キングコングを立てる意味で中盤での
パワーアップ、ゴジラと互角に戦う
展開は娯楽映画として随一の見所だろう。
ゴジラは敗者となるが、生死不明で
後に続いていく。
YouichiOno

YouichiOnoの感想・評価

3.8
ゴジラとキングコングが戦うという、ごくごくシンプルな話で、徹底した娯楽作として、構成されており、肩の力を抜いて楽しめる作品になっていました。
完成度の高すぎる作品の続編って、変に後を追うより、別のコンセプトを見つけて、そこに集中して作ったほうがいいと思うんですよ、私。

7年という歳月のせいか特撮技術も格段にパワーアップしていて、かつ、見せ方も非常に凝っており、細やかなシーンまで、楽しんで見られました。

特に良かったのが、かねてから出来が良いという話を聞いていた大ダコのシーン。
本物と模型を使い分けているのですが、本物を使うと、逆にミニチュアとのディティールとの違いが出すぎて浮いちゃったりするんですが、これはものすごく本物とミニチュアの違和感がなくて、驚きました。
照明や、当時のミニチュアの精巧さ、そしてうまく動いてくれたタコと、色んなものがうまく組み合わさった結果なんだろうなって思います。
ってか、タコをどうやって操ったんだろう…犬や猫みたいに訓練してたとも思えないし、撮影、大変だったのだはないかと思うんだけど、どうなんだろう。
謎。
ながい

ながいの感想・評価

3.5
やっぱ日本のキングコングはブサイクで可愛いね 設定無理やり過ぎで愛おしい
タマル

タマルの感想・評価

1.7
主演の高島忠夫さんの声及び演技及び顔面が生理的に不快。
なんか知らんけど。なぜなのか。

以下、レビュー。


ヤシのいっぱいある島に♩
黒んぼ親子が住んでいた♩
パパはルンバで ママがマンボで♩
その子はコンガに チビポンゴ ♩

60年台の差別意識のえぐさが良くわかりますね。 しかも原住民の役は全員黒塗りの日本人だし。
なんだかなー。

んで、キングコングに女が拐われるネタ、無理やりねじ込みすぎだろ・・・。
で、この女性をチョイスするんか・・・。美人・・・??
うーーん・・・。

あと、風船で運んでくるってなんだよ!? 怪人二十面相じゃねぇんだからよ!
コメディリリーフすぎて見てて辛いわ!!

というわけで、この映画を評するなら “なんか腹立つ映画”でした。
なんすかねー。 腹が立つんですよ。
主演男優も、女優が美人て設定も、コングの間抜け面も、総じて好きになれないんですよね。なんでだろう。

熱海城破壊シーンは好きだけども。あと、巨大ダコも。

ちなみに、円谷英二はタコの怪獣映画を撮るのが30年来の夢だったそうですよ。叶ってよかったね(笑)
昭和ゴジラシリーズの中では、最大の観客動員数だったらしいんで、一応観ておいたほうがいいとは思います。
オススメでーーすっ。
製薬会社提供のテレビ番組のテコ入れのため、テレビ局のディレクターが、ポリネシアの小島にいるキングコングを拉致って日本に連れてくる途中で、北極の流氷の下に眠っていたゴジラが目を覚まし、コングと東京で対決する。デジタルリマスターでより微細に確認できる模型の細かさが眼福。それを惜しげもなくぶっ壊すのがまた気持ちいい。漫談風の台詞回しに昭和を感じる。ゴジラがギャーギャーうるさい。平田昭彦演じる博士が傍観者すぎるだろ。
2018.2.12 スターチャンネル(録画)
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