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旅するジーンズと16歳の夏のmのレビュー・感想・評価

旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)
3.5
4人それぞれが異なった深い経験をしていて面白かった。

しかし四人が辛い経験をしたときは見ているこちらも心が張りさける思いだった。
リーナは心から愛する人を見つけたが家族によって引き離され、ティビーはベイリーと出会ったことによって最も怖い死という存在を目の当たりにした。
カルメンは父親が無神経過ぎて最低で、特にカルメンがいなくなっても気にせず四人で食事していたのは最悪だった。
どうしても最後までカルメンの父親が胸糞悪くて見ていてイライラした。
またブリジットは様々な経験をしたことによってより母親がいないことへの悲しさが募ってしまい可哀想だった。

四人とも共通してジーンズが回ってきた一回目は辛い経験をするが自分にとって大切な人が分かり、二回目は自分がやるべきことが分かり、皆それぞれ内容は違えど同じ体験をしそれをジーンズで共有したことによってより絆が深まったと思う。

皆離れ離れでジーンズが無ければ心も離れていたかもしれないと思うと、離れ離れになる前にジーンズに出会えたこと自体が奇跡だったのではないか。

またギリシャの街並みがとても素敵だった。

そしてブリジット役のBlake Livelyとリーナ役のAlexis Bledelが綺麗過ぎた。
ブリジットがチーム分けのときに帽子を脱いで髪の毛をなびかせるシーンが格好良すぎて痺れた。
常に他の人と比べて目立っていて素敵だった。
ブリジットがゴールを決めたときにチームメイトがブリジットを崇めるのが面白くて好き。笑
Alexisは顔が小さく目が綺麗な青色で現代のAudrey Hepburnの様だった。
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