スコアがつけづらい。
0でもいいし、5でもいい。
ギャスパーノエ作品は『カルネ』から観ているが、これはもう最高(悪)傑作。
中盤の問題シーンは何度観ても目を逸らしてしまい、嘔吐をもよおすが、それでもこの映画の魅力に負けてしまう自分がいる。
(Pグリーナウェイの『ベイビーオブマコン』のレイプシーンを彷彿とさせる)
ラストのベートーベンのシンフォニー7-2が流れるラストシーンは美しく切なく優しく痛い。
モニカベルッチは本当に美しい!が、ヴァンサンカッセルを他の映画で観る度にこの映画のトラウマで少し怖いと思ってしまうくらいでした。