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悲しみは空の彼方にのalaflanのレビュー・感想・評価

悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)
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主演がだいたい女で女同士の関係をメインにしたうれしい映画
女性差別や黒人差別をがっつり盛り込んでいるのに、1959年にこの映画がカラーで作られたのが意外と思った
2回目の映画化らしいし、原作が強いのかな?
原題イミテーションライフの方がピッタリなので邦題は悪くないけど良くないよ
dvdジャケットにアニー出してくれ

シンママ同士の同居って萌える
シスターフッド映画っていうのかな?
前半は女性の自立、後半は反抗期の子供とのすれ違いって感じ
でも子供たちは数年すれば精神的に大人になると予感した
原題イミテーションオブライフは色々なものを指してると思うけど、自分を白人と偽るサラジェーンがメインに感じる
あとはローラが出世欲強いこととか…ローラがアニー自身のことを知らないこととか…現世は嘘であの世が本当ってこととか…
ラストのダイヤモンドは強い絆を表してるのかな
そこはイミテーションじゃないよね?

音楽がフランス映画の影響?って感じがする(ズンドコシャンシャン♪)、ゴスペルをじっくり聴かせるあたり今時の映画みたいな使い方だと思った
監督はデンマーク系ドイツ人でアメリカに亡命したダグラスサーク
第九交響曲(1936年ドイツ映画)の人だったのか
あと大人サラジェーン俳優はボヘミア出身ユダヤ人とメキシコ人のハーフらしい
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