悲しみは空の彼方にの作品情報・感想・評価

『悲しみは空の彼方に』に投稿された感想・評価

60年以上前の作品だが、今現在でも非常によく出来たと思える人間の繊細な心や人との結びつきを描き方だ。またタイトルが良い。人の心を分かろうとする余裕のなさ、困窮とした状態。そして、その事に気付いたとき…

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CINEMA

CINEMAの感想・評価

3.7
模倣の人生のリメイク 

悲しみの多い映画
恋人の暴力、母親を目の敵にする娘はインパクトに残る
アニーがいい人だけに辛い

オリジナルよりこちらのリメイクの方が良かった
65年前の映画
2人の母親と娘の物語
母親が黒人と知られて殴られるのは気の毒だが、母親はもっと気の毒だった。
それにしても豪華な葬式だなぁ
ネット

ネットの感想・評価

3.5

面白かった。『天はすべて……』より落ち着いてる。顔のアップ切り返しの時に、顔に光と影が変な形で当たり続ける。光と影がスッパリ分かれてない。あんな照明見たことない。心理的な照明なのか。
俳優がよく動い…

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katoyu

katoyuの感想・評価

4.4
鑑賞記録。
メロドラマの巨匠、ダグラスサーク。設定がかなり悲惨な感じもしますが、要所要所がメロドラマチック。最後まで悲しい。
まとめられない。これは何。パッケージにはまとめられない。はみ出た要素の枝それは伸びていって、最終的に死へ手を伸ばす。誰にも止められない。なんだこれ。さいこうってこと?
okawara

okawaraの感想・評価

4.6

「夢」にほだされた中年の男女と、彼らに人生を惑わされた次世代の娘。自身の黒人性を肯定する母と、生き残るためにパッシングを選択する娘。
映画は後者の母娘に悲劇を用意するが、誠実な弔いも忘れない。すなわ…

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ひでP

ひでPの感想・評価

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【ダグラス・サーク】
英国映画協会「The 100 Greatest Films of All Time」「史上最高の映画100」(2022)
75位。悲しみは空の彼方に(1959, ダグラス…

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おはら

おはらの感想・評価

4.0
原題はImitation of Life、母親が黒人であることから逃げて白人になりきるサラジェーンの模倣の人生のことか
最高のメロドラマながらも鋭いエッジが効いた傑作!!!

この人生は何を持って幸せと思うか。
資本主義社会での成功を繊細に描きながらも、一度夢を成就させた者が陥る潜在的な階級意識を批判する内容は生涯アメリカ的ドラマツルギーを貫き続けたダグラス・サークの最後…

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