まごー

踊る不夜城のまごーのレビュー・感想・評価

踊る不夜城(1937年製作の映画)
3.8
MGMがワーナーの『ゴールド・ディガーズ』シリーズに対抗して始めた『ブロードウェイ・メロディ』シリーズの1938年版。

たぶん競馬要素が組み込まれたところが新しいところ。

オズの魔法使ヒット前のジュディ・ガーランドがクラーク・ゲーブルへの愛を歌うシーンは、『ザッツエンターテイメント』でも取り上げられたが、ほんとに印象に残る味わい深い良いシーン。っていうか子供なのに歌うますぎ。

主演のタップダンスの女王エリノア・パウエルのラストのレヴューはとにかく楽しい。
雨に唄えばでもおなじみの、MGMが誇る名曲『ブロードウェイ・メロディ』『マイ・ラッキー・スター』はやはりどんな使われ方しても名曲。

競争馬を所有し、タップダンスが上手な主人公の女性が、ブロードウェイのプロデューサーと出会う。彼は彼女の才能に惚れ新しい舞台の主演にしようとするが、スポンサーが無名の新人が主演では金は出せないと言い出し資金集めに苦労することになってしまう。
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