sae

のだめカンタービレ 最終楽章 後編のsaeのレビュー・感想・評価

5.0
峰ちゃんたちとのパリ観光スナップ、少し撮影の裏側感も出てて微笑ましすぎた。それにしても、キャストもスタッフもパリ編は特に大変な撮影だっただろうなぁ。数々の伝統的な場所での演奏シーン、圧巻でした。

のだめに出てくる音楽人たちみんな向上心高いし、ライバル意識を持って憎まれ口は叩きつつも、凄いと思えば素直に相手を敬えるし、のだめと千秋の刺激を与え合える関係性も本当に羨ましい。自身の失敗や相手の活躍に対する嫉妬でたまにスランプに陥ったとしてもそれは結果良い影響で、その度にお互いで支え合って、乗り越えようとして。

こどもの頃はのだめたちと一緒になって自分も成長しようと思えたのに...いつの間にか大人になって、そうしてのだめを見返すと、師匠や先生たちの言葉にすごく共感が出来てしまう。のだめや千秋たちに対して、君たち頑張って乗り越えろよ〜!なんて応援してしまう側になってしまっていた。

のだめを読んで、観て聴いて、のだめのおかげで音楽をより一層頑張れた青春を絶対に忘れないし、これからもずっとずっとわたしにとって大切な作品のひとつ。
sae

sae