けんむら

ゼイリブのけんむらのレビュー・感想・評価

ゼイリブ(1988年製作の映画)
4.5
今年の初映画はゼイリブ!!
ヒロイン可愛くねえええ!女装だろ!!と初笑いをくれた映画。
そんなことはどうでもよくて
発想が本当にとんでもなく凄い作品。
実は地球は資本主義エイリアンに支配されてて、みんなそいつらに操られていたのだ!エイリアンは人間の姿に化け経済を支配!勝ち組はみんなエイリアンたちに魂を売った輩で、負け組はエイリアンにこき使われるためいるのである!テレビは洗脳のためにあって、雑誌も広告もサブリミナル効果みたいに"無駄使いをしろ!""考えるな!従え!"と暗示させていた!そしてエイリアンの姿を見破れるグラサンを手に入れた日雇い労働者のおっちゃん2人が地球のために立ち上がる!ってなストーリー!
凄くないですか?これってまさに日本じゃん!
どんどん格差が広がってて、お先真っ暗かもしれないのにみんなノーテンキにボケ〜っとしてる。原発も年金も利権だらけ、オリンピック誘致だ!ってな話なのに癒着体質のおかげでなんだか景気が良くなる気がしない!
もしかして!これは全部エイリアンのせい??

カーペンター節の力技なB級映画ですが、とんでもない反骨なパンク映画です。見て損はない!
They Live,We sleep
けんむら

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