わすい

機械じかけの小児病棟のわすいのレビュー・感想・評価

機械じかけの小児病棟(2005年製作の映画)
3.7
山奥、閉鎖間近の病院。無造作に積み上げられた荷物。人の少ない院内。そこへ臨時の夜勤看護師として訪れたエイミーだが、夜な夜な不気味な現象に見舞われる。この病院、何十年も前に封鎖され使われなくなった2階に、なにやら秘密があるようで、、、


ホラーによくあるB級感は(一部を除いて笑)感じさせず、しっとりと画の綺麗な作品でした。さらに閉鎖される古い病院というシチュエーションも手伝って雰囲気はかなりよかったです。

鑑賞前に皆さんのレビューをチラッと拝見し、怖くないのか感動もするのかそうかそうかと安心。深夜にひとりで観たのはちょっと油断が過ぎたようでした。とだけ。


【怖いのかと思ったら…実は素敵なお話でした】
ベネズエラ産ホラー『マザーハウス』
ケヴィンコスナーとトンボ『コーリング』
メルギブソンと宇宙人『サイン』

(ああ、でも正直、本作『機械じかけの小児病棟』は素敵な話、というよりは、救いがあった、という印象でした)


【独り言】
主役の女性、ハリソンフォードの奥さんなんだっ。なんというか、そこまで有名じゃない映画の知らなかった女優さんでも、そういう発見があると一気に身近に感じるようになるというか…いや全然身近やないけどさ…

それから、まったく未知の領域だと思って観た作品が、実は前に観たことのある映画と同じ監督のものだと知ったときの親近感。
『ダークネス』の人か!おおぉ〜ってなった。ちなみにこれはラストが衝撃的だったことしか覚えていないのでまた観たい。
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