大木茂

世界大戦争の大木茂のレビュー・感想・評価

世界大戦争(1961年製作の映画)
3.2
結局ラストの映画ではあるんだけど
そこまでの組み立て方が上手くて
希望や未来、将来の夢、人生は素晴らしいっていう羅列をしていって
上手ければ上手いほど悲しくなる皮肉

ラスト30分、そして10分は一気に終息に向かう

この物語はすべて架空のものであるが明日起こる現実かも知れない
しかしそれを押しとめよう!
われらすべてが手をつないで…
まだそれが起らない中に

監督は仏教のお坊さんだけど劇中に聖書が出てきて
『他をも認める宗教心、それが本当の宗教心』
と言っていてこれこそが平和を象徴しているなと思った

フランキー堺って名前しか知らなかったけど結構陽気な感じと悲壮な雰囲気良かったな
大木茂

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