谷口

仮面の女の谷口のレビュー・感想・評価

仮面の女(1959年製作の映画)
3.0
ド直球のメロドラマで普通に良かった。列車での出会いや、ラジオから聴こえてくる葉山良二の声に思いを寄せる筑波久子の姿など、印象的なシーンが堅実に撮られていることの価値が大きい。当たり前のことを当たり前に撮ることは何よりも難しいのでは。ラストでヒラリヒラリと態度を変えていく葉山良二が笑える。岡田眞澄の恋敵具合も丁度いい。とにかく全てが丁度いい
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