谷口さんの映画レビュー・感想・評価

谷口

谷口

イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

5.0

詠春拳の打音が快楽中枢に直撃する。サモハンのくだりが熱い分、恐らく序章よりも面白かった。

夜の牙(1958年製作の映画)

3.0

小ぢんまりしてて退屈な気配も漂うが、やっぱり井上梅次は観ていて楽しい。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

2.0

上手いだけに、説教臭い寄り道が悔やまれる。往年のヤクザ映画をあえてトレースすることで、ジャンルそのものの黄昏が強調されている。出所の迎えが黒塗りのプリウスだったり、細かく作ってある。

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.0

ギャグセンス高め。でもアリアスターと友達にはなりたくないな、と思った。

百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

3.5

感情が露わになることなくドラマが成立してるの凄くない?例えるなら、いつの日か学校給食で食べた出汁のきいたすいとん。ラストカットは幕末太陽伝。

クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998年製作の映画)

5.0

原恵一の映画を母語で楽しめる幸運を再認識した。ヒロインの三石琴乃が可愛い。敵方の幹部は香港ノワールの薫り。

無頼(2020年製作の映画)

1.0

面白くない!
物語と画面の乖離が激しい。
東スポのインタビューでポシャったと言っていたが、次回は配信マネーをふんだんに使った作品を撮ってほしい。

センチュリアン(1972年製作の映画)

3.0

LAPD24時って感じでオモロい。
でもジョージ・C・スコットの処理が雑。

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.0

オープニング堪らないし、最後かなり面白いだけに、そこまでの怠さがキツい。レタスの葉っぱ一枚を旨そうに頬張ったり、人間がいっぱいいるのは良かった。
いまいち乗り切れない理由として、刑事のファッションがダ
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

3.5

2時間30分を完全にコントロールしてエンドマークまで持っていくのが凄い。この人の映画に足りていない唯一のものは可愛い女の子。

デンジャラス・プリズン ー牢獄の処刑人ー(2017年製作の映画)

3.5

家族を愛する南部野郎の受難。
終始淡々と大事件が処理されていく。
桟橋の銃撃戦は特に良かった。
エモ話なので、もう少し熱込めて欲しい。
10代のうちに観ておきたかった。

トマホーク ガンマンvs食人族(2015年製作の映画)

3.0

硬派! カート・ラッセルもシブい!
画面の隅が良い意味で気になる。
世にミニマルファンクがあるならば、
これはミニマルバイオレンス。

Mank マンク(2020年製作の映画)

3.0

影絵芝居のようなモノクロが観ててキツい。
何が何だか分からない場面が出てくる。
でも不思議と観れるので構成が良いんだと思う。

青空娘(1957年製作の映画)

1.0

とっ散らかってるようにしか思えなかった。

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

3.0

軽薄さに乗り切れなかった。
薄々分かってたけど、若尾文子タイプじゃないです。

受取人不明(2001年製作の映画)

3.5

みんな良いやつ。ちょっと長い。
前半が上手いぶん、後半が陳腐に思えた。
キム・ヨンミンが野口五郎に似てる。

公開当時の日本版ビジュアルが本編の描写とかけ離れていて、当時の韓流イメージが反映されている
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驟雨(1956年製作の映画)

2.0

台所に立って茶碗を掻っ込む原節子は良かった。

女であること(1958年製作の映画)

4.0

傑作。川島雄三の撮る女性は本当に活き活きしている。観られて良かった。

すぎ去りし日の…(1970年製作の映画)

3.0

運転しているピコリが一番かっこいい。冒頭の緊張感と多幸感がピークで、あとは下降線を辿る。音楽がめっちゃ素敵。

街の灯(1974年製作の映画)

3.0

ロードムービー。笠智衆の哀愁。日本人にパンタロンが一番似合っていた時代。

喜劇 女は度胸(1969年製作の映画)

4.0

京急沿線のごみごみした雰囲気。『また逢う日まで』の出来損ないのような金網越しのキスシーン。飛行機。渥美清と沖山秀子の掛け合い。最後の大立ち回り。たまらんねー。

彼岸花(1958年製作の映画)

3.0

この変なリズムを母語で感じられる優越というものは確かに存ずる。

王将(1962年製作の映画)

5.0

泣いた。
蒸気機関車の煙。対局の緊張感。
最後、坂田と関根の切り返し。
伊福部昭の音楽も大変に良かった。

血ぬられた墓標(1960年製作の映画)

4.0

めっちゃおもろい。
霧が立ち込める墓場の見事さよ。
もろもろ復活するまでが一番興奮する。

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