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不滅の恋/ベートーヴェンのononoのレビュー・感想・評価

不滅の恋/ベートーヴェン(1994年製作の映画)
4.3
ルートヴィヒの遺書に記された 楽譜と曲の権利を譲られた不滅の恋人
彼女は誰であったか、回顧と調査が交錯するベートーヴェンの伝記映画。
テンポの良い構成で、音楽家としての名声と、変人としての畏怖、これはアマデウスを思い出す人もいると思う そこに幼少期の苦悩と 音楽への解釈という要素が加わっているのが大きな違いだと思う。
音楽は魂を揺さぶったり 祈りを捧げるものじゃなくて 現実に起きた出来事 それから聴いた人間を作者の内面に引きずり込むという 呪いのようなものを示唆した。
サウンドトラックも素晴らしい。
わたしたちの耳は彼の耳の追体験をする
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