デロング

ビリー・ザ・キッド/21才の生涯のデロングのレビュー・感想・評価

3.8
ビリー・ザ・キッドが主役かなぁ~と思ったら、ビリーを追うパット・ギャレッドが主役でした。(^^)

もとはと言えば2人とも無法者で友人同士の間柄。それが保安官として町を守る立場になったパットと、世の中が変わろうと今を生きていくビリーの宿命の対決を描いた西部劇。

追うパットと逃げるビリー、それぞれの視点から交互に描かれていきます。パット役のジェームズ・コバーンが渋くてカッコいいです!

そして、映画全編通して流れるボブ・ディランの曲が、また一味違った西部劇にしてますね。この映画のために作られた『Knockin' on Heaven's Door』は今では誰もが知る名曲であるとともに、めっちゃ良いシーンで流れるんでジーンときます。(^^)

てか、ボブ・ディランもガッツリ出てました!ジェームズ・コバーンに小僧扱いされてる位かなり若いです。演技の方は置いといて少しビックリ。(^^)

暴力的なシーンも少しはあるけど、派手なドンパチは控えめで、別々の道を歩むことになってしまった2人の心情がメインになってるだけに哀愁がある作品になってました。
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