アキオ

プラダを着た悪魔のアキオのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.5
自分のキャリアを取るか、大切な人との時間を取るか。究極の2択。不変的な人間生活の課題になると思う。

ワークライフバランス、人生をかけて成し遂げたいこと、大切な人との向き合い方などなど人生のパーパス論について向き合うことの出来るいい映画だと思う。

何事も経験やし、その得た経験から自分はどう感じ、これからどう活かして生きたいかを言語化できるようにこの映画を活用して見てはいかがでしょうか?
就活生や転職活動中の方、または現職で仕事一筋に生きるあなたに観て欲しい。

最後に、観終わったあなたに私からの2つの問いに答えてみて欲しい。
Q.自分は人生で何を最優先しているのか、したいのか。
そして、その先に何を得てどのような人生を視て今を生きるのか。

この問いを言語化した上で、今後の人生をより幸せに生きるための選択をして欲しい。あなたがあなたらしく生きることが一番の幸せで、それが尊重される世の中になると確信して。


以下感想。
これは、俺の価値観でしかないけど、大切な人と過ごす時間は人生で1番多く取るべきだと思う。金でしか繋がりのない仕事なんかより個人個人に取って平等に尊重されるべき権限だと思うんやけど、なんで社会はそれを蔑ろにするのか理解が出来ない。
日本人がバカ病むのってこれやと思ってる。同調圧力でみんな不幸になってる。ビジネスで人の生き方を潰されるのは違う。本質を失った人間に、金を生み出すことは出来ひんし、それを通じて人を幸せにする事なんてできやんと思うねんな。
自分があってこその他者。自分が幸せやから他者を幸せにできる。その輪を広げ、金という対価をもってして、幸せを提供する。この前提で万国共通の仕事の定義が出来たら幸福度高くなりそうやなって思った。綺麗事やし、社会にちゃんと属してないけど、そんな前提教育幸福論が出来たら楽になるのになぁ、、、

仕事に生きたいなら生きれば良いと思うけど、他者に強要するようなことはどうかと思う。頑張りたいから頑張ってるなら勝手にやって欲しいし、他者に押し付けるのはほんまに良くないと思う
俺は別にやることやってたら別にそれ以上もそれ以下もないと思うし、評価を感情で変えるのはおかしいと思う。切り離せてないことをみんなが認知できて改善出来たらいいな。なんかもっと適材適所な世の中になったらいいな。俺も大概わがまま過ぎる人間やけど、他者に理解のない行動は反省して変えないと。

今作で勉強になったポイント。
ミランダのような上司との付き合い方と言葉のかけ方。
大切な人とのコミュニケーションの重要さと過ごし方、向き合い方。

ちゃんと話し合うことは大事だけど、時間に追われる現代社会でどうその時間を取るか、取ってもらうか。


てか選曲いいな。聞いた事ない曲ばっかやけどめちゃくちゃ好き。
アキオ

アキオ