くれめん

プラダを着た悪魔のくれめんのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.8
これを超える作品と出会えるのかな。見終わったあとふとそんなことを思ってしまった。
大好きなファッション業界を舞台に、大好きなキャストが素敵な音楽を背景に展開される本作。終始胸が高鳴っていた。
基本的にポップに描かれているが、内容はシビアでリアルで、時折アンディに自分を重ねてしまう場面も多々あった。忙しくなると自分の信念とか初心とかを置き去りにしたり、ときには犠牲にしてしまうこともあって。そもそもそのことに気づけないときがあるけれど、立ち止まって見つめ直すことも大事。そしてそれに気付かさせてくれる周りの友人や恋人も大事だなって。そんなことを再確認させてくれた映画だった。
あとミランダの「人が何を求め必要としているかを超え、自分のために決断する」深いなぁ。
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