クラーク

プラダを着た悪魔のクラークのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.0
「悪魔」って言葉からの想像で編集長のこと指してると思うじゃん?
そういう意味かぁ……って分かったとき題名の意味がまったく変わった。


サクセスストーリーってのは間違ってない。そして全ての重要な鍵を握ってるのはアンドレアでも編集長でもない、そう『ナイジェル』だ!
彼がいなかったらストーリーが途中で頓挫してたし主人公も鳴かず飛ばずで終わったはず。
ストーリーに重要な役を果たしつつちょこちょこ出てきて場面を和ませてくれる、スゲェよナイジェル……
俺も「目を覚ましなさい」ってやってほしい。


最後のシーンの
「彼女には今までの誰よりも失望させられた」
『編集長……』
「そして彼女を雇わないのはバカのすることよ」
『編集長!!!』
っていう女版漢の友情みたいなのが垣間見えて凄い良かった。

一言で例えるなら「ハッピーエンドのラ・ラ・ランド」みたいな?ミュージカルではないけど。
クラーク

クラーク