ヤスヲ

プラダを着た悪魔のヤスヲのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
3.2
見たいと思ってたら金ローでやってくれたので、録画して見た。
前に一回見たことあって、そのときは、ミランダもエミリーもこわいし一気に指示されても分からないし分かりやすく指示するのが上司の仕事だろ…しかも勤務外に電話してくんなや~って見ててむかついて、あと服おしゃれ~!って感じだった。
今回見て、爽快サクセスストーリーとはなんか違うよな~と思った。仕事できるようになってって、指示の先回りしてるとことかすごいけど、爽快って感じじゃないな…?と思ったのは多分、ミランダがちょっとかわいそうと感じたからだと思う。確かにパワハラクソクソクソ上司だけどそれに値するだけのセンスとか能力とか知識とか、尊敬できるところがたくさんある。ワンマンだけど、男ならそれでも認められるのに、女の場合は異様な人間にうつるのはむかつく風潮だよなと思った。いや、パワハラなことに変わりはないけど。
あとミランダが夫とうまくいってないのが全部ミランダのせいみたいになってるとこもハァ?って思った。現夫はミランダの仕事のことも分かって一緒になったんじゃねぇの?ハァ?泣いてるミランダかわいそうだわ。家族なら支えてやれよ。
あとアン・ハサウェイの彼氏も、なぜもっと理解してくれないのか…?仕事できるようになるよう必死に頑張ってるところじゃん…ハァ?ってなるわもう。彼氏が仕事中に愚痴の電話かけてるのは怒っていいと思うけど…笑
仕事で帰りが遅くなるのは仕方なくね?ストレスたまってそうなアン・ハサウェイを心配してそんなにつらいなら違う仕事探そうよって気遣ってくれよ。誕生日すっぽかされたくらいですねんなよ…ちゃんとごめんって謝ってたじゃん…。すっぽかした側が男だったら、どうしても仕事を抜けられなくて遅くなったごめんで済まされてる世の中なのに、逆になるとそれじゃ許されないのがむかつく。
女の仕事の在り方について考えさせられた。やはりマイインターンのほうが好きだな…。
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