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旅の重さのrikaのレビュー・感想・評価

旅の重さ(1972年製作の映画)
4.0
「私は今日まで生きてみました」
拓郎の歌詞は「きました」ではなく「みました」だ。

どう生きてよいやら、よくわからない少女が、とりあえず生きてみたけれど・・・。

居場所のない少女は、自分の父親のような年嵩の男にばかり惹かれる。

旅をして、出会いと別れを繰り返し、少女は自分の居場所をついに見つけたのだと思う。

とりあえず今まで生きてみたけれど、これからも生きてよいという許しを自分自身に与えることができたということなのだろう。
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