「映像美は、フランスのクロード・ルルーシュにたとえられることもある。」というWikipediaの紹介文で気になっていた斎藤耕一。その中でもタイトルから文学的な香りがする本作を以前から観たいと思ってい…
>>続きを読む現実から四国の地に逃げ込んだ16歳の少女の「生きる」が染み渡るロードムービー。様々な世間との遭遇時に彼女が表す喜怒哀楽の豊かなこと。彼女のように現実から逃げ出すことが出来ず文学の世界を逃避先としたこ…
>>続きを読む#113 女優魂大会
数十年ぶりに再鑑賞した。
これは1972年当時の価値観まる出しでつくられた映画なので、現代の視点で観ると、本質を見失う。
この年、熱狂の大阪万博が終わって2年、ついに高度経済成…
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高橋洋子演じる「少女」があまりにも瑞々しく、望遠レンズを使った「観察者」のような目線のお陰で今そこにいるかのようなリアリティ感を増している。母に語りかける独白で物語が進む形式、正…
家出少女が旅先で色んな人にお世話になったり恋する話。
若さは貪られる物と思われがちの世の中にもひと握りの正気を保てる人がいる。
美しい自然と薄汚い人間の欲望がこんなにも両立するとは。青〇は自然的営み…
自分も16歳だったし実際家庭に不満があってたりしてすごーく心に残った映画でした。一体どういう状況で
見たのかはまるっきり覚えてないのが不思議。
ただうらやましいなあって強く思ったなと高橋悦司がイケ…
学校に馴染めなかった少女が家を出て四国を旅して自分を見つめるみたいな話。
旅に出ると人間として成長する、とか、文学的感傷には価値がある、とかそういうことが素朴に信じられてた時代だからそういう価値観…