hrd

毒薬と老嬢のhrdのレビュー・感想・評価

毒薬と老嬢(1944年製作の映画)
4.0
 最高に面白かったです。出てくる人物のキャラが驚くほど濃い人ばかり。孤独な老人を毒で安楽死させることを慈善活動と信じている老姉妹、自分を大統領だと信じ階段を掛け声と共に勢い良く駆け上がるテディ、他人の反応を気にせず一方的に自作の劇のストーリーを話す警官、外で待ち続け会う度にメーターのことを話すタクシー運転手などなど。
 ハッピーデールのウィザースプーンが、もう大統領は数人いるから、ナポレオンとかどうかね、みたいに言ってるシーンがおかしかった。老姉妹が殺した12人の老人の帽子を丁寧に棚にコレクションしてたのも面白い。
hrd

hrd