トビー・フーパー監督追悼として鑑賞。
地球侵略を目論む邪悪な宇宙生命体との戦いを、子供の目線を通じて描いた作品。
良い意味で色々どぎつい作品が多いフーパー監督の中では、割りかし観やすい方ではないだろうか。B級っちゃあB級なので、苦手な方は苦手だろうが…。
前半、親を始め、親しい人たちがどんどん操られて、日常に非日常が侵食していく過程がなかなか秀逸。子供にとっていちばん怖いのは、親が親で無くなることなのだ。劇しんのオトナ帝国を思い出す。
しかし、一番怖かったのは、操られた親でも宇宙生命体の真の姿でもなく、カエルを喰らうあの先生だったのが…(苦笑)。
最後、親と分かれて自立するのかな、と思いきゃ、まさかの…なオチ。とはいえ、ホラーはこうでなくては!