スペースインベーダーの作品情報・感想・評価

「スペースインベーダー」に投稿された感想・評価

「パリ、テキサス」であんなに可愛かったハンターくんが今作では太ってふてぶてしくなっていて最高。すきな俳優さんばかりで楽しい。終盤危機一髪のなか、火星人の武器の燃料は銅だと分かり、大尉が部下に「小銭あるか?」と聞くんだけど、部下の軍人は「いま軍服なので持っていません」と答えるシーンが好き。火星人が可愛くて悶死。
中原昌也が『ソドムの映画市』のなかでトビー・フーパー作品の「ディスコ性」を指摘していたけど、この映画の宇宙船が本当にディスコっぽくて笑ってしまった。
ageless505

ageless505の感想・評価

3.3
トビー・フーパー節炸裂の作品。
偶然UFOを目撃した少年と、地底に潜伏し人間支配を企む謎の生命体の戦いを描いたSFホラー。
両親や友人など周りの人間が少しずつ操られおかしな行動をしていく。彼らはみな首筋に何か埋め込まれている、そのことに気づいた少年は・・・

『エイリアン』などの脚本ダン・オバノン、特撮の父ジョン・ダイクストラなど本気度満点のスタッフの仕事と、言わずと知れたフーパー監督の迷演出で生じた負の化学反応がスゴイ。『悪魔のいけにえ』風の、<怖さ>と<おかしさ>が同居する感覚を楽しむみたいな。

ひとつの見どころは、操られて少年の命を執拗に狙う女教師ルイーズ・フレッチャーの怪演。火星人?に操られてるとはとても思えない不自然な行動がかなり笑える、オスカー女優があんなものを。。
そして地球外生命体の強烈なビジュアルもイイです。“ニコちゃん大王”と“男梅”を合体させたようなフォルム、爬虫類系の顔つき、アンバランスで全く怖くない。しかも弱い。 (ボスの顔つきは鳥山明が“フリーザ”の着想を得ただろう風貌)

少年が肉親と意思疎通できなくなる喪失感・不安感を煽る感じの物語前半はとてもよかった。後半はバケモノの造形美を楽しむ感じかと。

なお主人公の少年、ぷよぷよしちゃって気づかなかったですが『パリ、テキサス』でトラヴィスの息子役でした。
anapan

anapanの感想・評価

2.9
自分はほんとこういうのおもしろがれない。宇宙人が主人公の父親に乗り移ったはいいけど、コーヒーの飲み方がわからなくて…みたいなところはおもしろかった。
エイリアンが地球に飛来してきて、皆が気付かない間に主人公の周りの人達が次々にエイリアンに操られ始め…
っと、わりと王道な内容です。

映像は古いですが、エイリアンの作りとか気持ち悪くていいです。

少しグロテスクな所もありますが、主人公が子供なので子供が観ても十分楽しめます。

観ていてハラハラできます、そしてラストは…
キよ4

キよ4の感想・評価

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少年は夜中 裏山に光り輝く巨大なUFOが着陸するのを目撃する
それ以来その裏山に行った父や母 警官 先生など町の人たちが みんな首の後ろに傷があり どこか様子がおかしくなっていた
裏山の地下に怪しげに光るトンネルを作り町の人たちを操るグロテスクでなんとなく可愛らしい火星人たち
地球侵略?
海兵隊まで出動 戦いの火蓋はきられた
主人公の少年がちょっと小太り気味で歩く姿がチンパンジーみたい
カエルを丸呑みする先生が怖い
脚本にダン・オバノン SFXにジョン・ダイクストラ キャラクターデザインにスタン・ウィンストンという豪華な面々
1953年の惑星アドベンチャー・スペースモンスター襲来という映画のリメイクらしい
だからなんとなく敢えてあの時代のチープさを出そうとしたのか笑
ザ!B級。
演出や演技など子供向けにできている。
大きな宇宙船が裏の丘に降りたところからパパやママ、地球人が次々と手下にされていく。
そこからが長く感じるほど話が間延びしていた。
1986年制作にしては70年代のウルトラマンを見ているようだった。
内容やセットや火星人のキャラクターにしても円谷プロを意識してそう。
主人公の男の子を追うオバちゃん教師の動きが鈍いのでまったくドキドキしないが子供向けらしくて楽しくなってくる。
ラストのもっていきかたが好き。
序盤は普通にサスペンスとして面白いのに何故かスッキリとしたエンタメにしてくれずどこか歪な仕上がりにしてしまうのがフーパー節か。あとこれはこの人の映画全体に言えるけど、なんかどこか夢みたいなんだよな。
二兵

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3.4
トビー・フーパー監督追悼として鑑賞。

地球侵略を目論む邪悪な宇宙生命体との戦いを、子供の目線を通じて描いた作品。

良い意味で色々どぎつい作品が多いフーパー監督の中では、割りかし観やすい方ではないだろうか。B級っちゃあB級なので、苦手な方は苦手だろうが…。

前半、親を始め、親しい人たちがどんどん操られて、日常に非日常が侵食していく過程がなかなか秀逸。子供にとっていちばん怖いのは、親が親で無くなることなのだ。劇しんのオトナ帝国を思い出す。

しかし、一番怖かったのは、操られた親でも宇宙生命体の真の姿でもなく、カエルを喰らうあの先生だったのが…(苦笑)。

最後、親と分かれて自立するのかな、と思いきゃ、まさかの…なオチ。とはいえ、ホラーはこうでなくては!
グーニーズのような少年が頑張るホッコリ系SF。現代じゃ絶対劇場公開されないタイプ。極悪ミートボールに足が生えたような火星人デザインがかわいい。
前半の両親や周りの人間が洗脳されていく様は子供心には結構怖いと思う。
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