ダスティン・ホフマンの初期の代表作
私が父親の友人から猛烈にオススメされ、ついに鑑賞。内容は言ってしまえば情事。だが、それだけではなく、主人公の若さゆえの葛藤が描かれている。
まずは、彼の貞操観念についてだが彼は恐らく女遊び=悪と考えている様子。そのため最初は彼はロビンソン夫人の誘惑を断ります。ですが、周りの息抜きも大事であり、女性と交際することも大事だという意見やもちろんロビンソン夫人の誘惑により、考えを変えます。そして、潜水服を着てプールに強制的に潜らされるシーンは周りの人に影響され、半ば強制的にプールの底(欲望の渦)へと流されることを喩えていると感じれます。
そして、その後実際に好きな人であるエレインと出会います。その時修羅場具合はもう凄いものがありました。あと、エレインがマイケル・ジャクソンに似てた。
かなり、エグめのストーリーですが、「サウンド・オブ・サイレンス」がそれを緩和してくれています。たぶん。途中の「ミセス・ロビンソン」が結構癖になる。
そして、ラストはとても有名なウェディングでのお持ち帰り。このくらい互いを愛せたら幸せなんでしょう。