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「卒業」に投稿された感想・評価

アメリカン・ニューシネマの代表作。
コメディに寄ったラブストーリーでやはり随所にニューシネマっぽさは感じた。
有名なラストシーン好き過ぎる。
リュダ

リュダの感想・評価

2.3

このレビューはネタバレを含みます

主人公がもどかしすぎる!!
さっさと帰ればいいのに夫人を家に送りつけた後いつまでも女の言いなりで、事を押しつけられちゃう。

他の童貞でももう少しスマートにコトに進めるのでは?と思えるほどカチカチ。夫人が誘った時には狼狽するのに、自分がホテルで呼びつけてからは自分をよく見せたいのか逆に空回りしてからかわれる。初めてなのね?と問われれば声を荒げ結局なにもなし。
断りきれない性格なのも厄介ね。

いつのまにかストーカー化してく主人公怖すぎるでしょ…エレーンを追う前に両親には彼女と結婚すると言い切るし、入学もせずに勝手に授業に参加してると彼女に告げる。見てるだけなら誰にも迷惑をかけないが、伝えてしまったら終わり。一方的な感情は強すぎて見てるこちらは恐怖に感じる。何故こんな男にエレーンは揺らぐんだ!!
恋は盲目というが、愛のベクトルもここまでくると狂気だな…
ラストの花嫁奪還シーンだけ知ってたから一通り見たのは初めてで結末がこんなだなんて…愛にはスリルがあったほうがいいのか逃げ切る時にはふたりとも笑ってる。教会にあった十字架で扉の取手を塞ぐシーンには抗いを感じて良かった笑


41分くらいの部屋のベッドからホテルのベッドへカットの切り替わるシーンが好き。
あと1時間3分〜のドライブスルーでのファストフードを車の中で食べるシーンいいなあ。映画館みたいにケースに入れて車で食べれるの楽しそうだけどオープンカーじゃないと活用が難しいのが難点…
タランティーノの「ワンハリ」で何故「ミセス・ロビンソン」が使用されたのか訝しく思い、久々に再見。

本作の全米公開は1967年。
かのマンソン・ファミリーの事件が起きたのが1969年。
凡そ2年経てもヒット映画の楽曲がラジオから流れるのは当然のことと思うが、勝手に深読みしてみると流石タランティーノと感じてしまう。

本作はハリウッドへの反乱=カウンターカルチャー的な作品、その先駆けと称されることが多いが、その実は、本篇中主人公のベンジャミンが“ドロップアウトすることがカッコいいと言われてきたが、現実はそうじゃなかった!”と後悔するように、製作時からカウンターカルチャーの敗北を予見・暗示していたと思えてならない。

事実、1969年に起こったあの事件を契機にヒッピーコミューンは壊滅。同時期、反戦運動は結果ベトナムでの敗北となって功を奏さず、また公民権運動もマルコムXとキング牧師の暗殺で逆に人種間の溝が深まることになる。
つまりタランティーノらしからぬポピュラーなヒットソング「ミセス・ロビンソン」の使用は、その時代の空気を表したまさにぴったりの選曲だったのではと勘繰ってしまう。
既成曲の「サウンド・オブ・サイレンス」や「スカボロー・フェア」ではなく、本作のために作られた「ミセス・ロビンソン」を使っているところが、タランティーノ天晴れ・・・。

タラの話ばかりになってしまったが(笑)、監督マイク・ニコルズの仕事ぶりも素晴らしい。若者の怒り・反乱を描くにはオーケストレーションではなくロックやポップ・ミュージックを使った方が良いというアイデアは彼のものらしく、またベンジャミンの心の様・その変容をカメラワーク、ズームアウト一つで語ってしまうのには平伏する。

開巻、飛行機内のベンジャミンからズームアウトするがその表情は「久々の里帰り!地元のインチキな大人には騙されないぞ!」という世間知らずの若人の勝手な夢想を表している。
しかし中盤、社会と向き合うのを恐れロビンソン夫人に溺れていたことが娘に発覚!その瞬間再び画面はズームアウト!!
つまりこの間で、観客(=30歳前限定!!)に「目を覚ましなさい。自由を得ることは、今後頼る宛などないことに等しい」と端的に表現している。

監督マイク・ニコルズは、ベルリン生まれの移民でコメデイアンを経てブロードウェイの舞台演出家となり、本作が映画演出2本目。つまり彼は当時の保守的ハリウッドからすれば、異端者、部外者であったわけだ。
己のビジョンを具現化する苦労は、計り知れないものだったと思うし、それを成し遂げたことは、ただただ敬服するばかりだ。
のんchan

のんchanの感想・評価

5.0
500レビュー目なので、何か思い入れのある作品にしよう🤔と、私の青春の想い出も含んでいるし、名作映画は?と聞かれたらきっと挙げるだろう、とても好きな作品なのでチョイスしました🌟

しかし、公開されたのが52年前‼️
そんなに時間が過ぎ去ったのか...と唖然とする。公開時はさすがに劇場で観れる年齢ではい。その後、何歳の時に観たのだろう?劇場鑑賞した記憶はしっかりと残っている。それからというものDVDやTVで何回観たか数えきれない。
この度は改めて2度続けて鑑賞した。

青春映画、恋愛映画という括りになっているけど... 人生を達観出来る年齢になった今、改めて鑑賞すると、物凄く計算されまくっている超一流のコメディであると思えた✨
それもそのはず、マイク・ニコルズ監督はコメディアン出身だったのですね😲
今回は始終、私の笑いのツボにドハマリして、愉快で愉快で1人でケラッケラと笑って観ました🤣

アメリカンニューシネマという事もあり、意識された作品作りなのだろうけど、その時代を随所に感じ取れて、若者の漠然とした未来への不安感が手にとるように理解出来る。
ファッションもそれ程古臭く感じない。返ってレトロな新鮮味もあって目にもOK🙆‍♀️

ダスティン・ホフマンは当時30歳だった。当初ロバート・レッドフォードにオファーした際「私が童貞に見えますか?」と断られた話は有名?童貞男に見えるホフマン氏はこの作品で世界中に名を知らしめることになる。なんと20〜21歳の役だった。

チェリーボーイを美魔女のロビンソン夫人が誘惑しまくるが、アン・バンクラフトはダスティン・ホフマンと6歳しか違っていなかったのね。

花嫁姿になるキャサリン・ロスは超絶可愛い。大学生役の自然体も良かった。2cm近くありそうな付けまつげが印象的だった。

そしてサイモン&ガーファンクルの音楽♬がマッチングした事で作品が活き活きと躍動している‼️
監督が作品の為に新しい曲をサイモンに依頼したが、多忙極めていて期日に間に合わず、既に発表していた「サウンド・オブ・サイレンス」「スカボロー・フェア/詠唱」「4月になれば彼女は」「プレジャー・マシーン」が映像のイメージに合うと使われた。そしてツアー中に作った「ミセス・ロビンソン」が追加されて... 結果は大成功✨

この作品は、60'sのアメリカの音楽、ファッション、流行、経済、若者の内面等がギュッと詰まっている。そして有名過ぎるラストシーンで見える若者2人の表情が、未来予知映画でもあるのだ💫



※青春の想い出が絡むのは、忘れもしない中2の合唱コンクール♬
クラスの委員長で、頭脳明晰イケメン帰国子女BOYが発言した「ぜひ全員で英語歌詞をマスターしてこの歌に挑戦しよう‼️」と選んだのが『スカボロー・フェア/詠唱』だった。そして何故か私は「伴奏してね🎹」と頼まれた。
当時、中2で全歌詞英語を歌い切るのはなかなか大変だったけど、皆んなで凄く練習したし、クラスの纏まりも最高潮になり、その成果も出て、当然のように優勝杯を手にした🏆
なので忘れられないし、今でもスラスラとこの歌は英語で歌える🎶



またまた長くなりました💦まだまだ書ききれないのが本当のところですが...
ここまで読んでくださった方がいらしたら、どうもありがとうございます🙇‍♀️

最近は唯一の趣味のようになっている映画鑑賞✨これからもマイペースでFilmarks生活を続けて行こうと思います。
引き続きよろしくお願いいたします☺️
だるま

だるまの感想・評価

4.8
やっと観れた「卒業」。
色々思い出させてくれる笑笑。

不慣れな所作が上手く描写されていて面白い。
僕も初が歳上の方だったので尚更共感もできる笑笑。
自分も男兄弟の中高男子校に育ったために異性と接するときはめちゃくちゃぎこちないし緊張したのを覚えている、というか思い出させてもらった笑笑。
どの服がいいんだろ、とかどういう発言が喜んでカッコ良くみえるんだろう、と今でもまだ未熟ではあるがあの時は執拗に調べてはぎこちなく実践してた笑笑。

ちょうど壁ドンが流行った時期だったから、いい壁が無いかとキョロキョロ探してみたり、、笑笑。


終盤のストーカーばりのひっつきようをしてしまうのもとても分かる。やっぱり初恋は周りが見えなくなってしまうもん。

今の時期(22歳)でなく、10代に初鑑賞しとくべきだったのかなとも思うが、だが今だから伝わる、純粋なる、そして知ってしまったときの卒業とその時のフワつく、何かが壊れる感じがちゃんと描写されていて面白かった。
あまりにも有名なね、誰でも知ってるシチュエーション。それだけにもう時代を経て笑いに変わってるよね。
ラストシーンしか勝たん笑!
ダスティンホフマンにも駆け出しの時代はそりゃあるわいな。
世間的には名作とされているゆえかなり期待して鑑賞したのだが、全然面白いと思えなかった。元々アメリカン・ニューシネマが自分は得意でないのだが、それ以前に内容がショボすぎる。終始頭の中が「は?」で埋め尽くされていた。
KATSU

KATSUの感想・評価

3.6
これは上質のコント 笑

コメディとして観ないと、ヤバイ話 笑

ただ、不思議なのは、サイガの曲と、若きダスティンホフマンの、内から出る魅力と、ロビンソン夫人、エイレンの魅力によって、

酢豚に入ってる、胡瓜やパイナップルの様に、食えたり食えなかったり 笑

服着たり、脱いだり 笑

近づいたり離れたり 笑

自信をつけた、勘違い童貞ボンボンのストーキングスキル 笑

ストリップのショーガールの技を見て、
これ出来る?って聞いた時は、何も口に含んで無くて良かったと思うくらい吹いた😁

後半はアルファロメオが、ミスタービーンのミニクーパーに見えてくる🚗笑

ただ、

卒業って、

始まりなんだなぁ。。

って。バスを見送りました。

これは語り継がれるべき作品 笑

ディスじゃなく、リスペクトです笑🤙

追記。60sの女性服や、車、家電、

オシャレだなぁ。。♡って一面めありますの🙋‍♂️笑
リタ

リタの感想・評価

3.3
トップガンみたいな正統派青春ものだと
勘違いしてたからすごく面食らった笑
まさかコメディだとは。

どう理解したらいいのか戸惑うほどの不思議さが
終始付き纏う、なんか変な映画

誰の気持ちもよくわからん笑
取り敢えずパパのパートナーのおじさんが可哀想


ラストシーンの無表情に
ストーリー上、大きな価値があるように思った

偶然撮れたのを使っただけだと何かで聞いたけど。


ダスティンホフマンは既にハタチには見えない
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