Rita

エド・ウッドのRitaのレビュー・感想・評価

エド・ウッド(1994年製作の映画)
3.0
"史上最低の監督"エド・ウッドの伝記映画。

映画監督になる日を夢見て働いていた青年エドは、ある日、性転換をした男性の物語の映画化と書いた業界誌を見つける。女装癖のあったエドは、自分の経験を元にシナリオを3日間で書き上げ、偶然知り合った往年のドラキュラ俳優、ベラ・ルゴシの出演を条件に資金を得て、監督デビューを飾る。

エド・ウッドは、映画監督で脚本や俳優をやっていましたが、どれも興業的に成功しなかったことから貧困になり、1978年にアルコール中毒で死亡。

エド・ウッドが尊敬する俳優ベラ・ルゴシは、生涯に103本の出演作に名声を留めている。尊敬する側だったエドですが、今ではティム・バートン監督を始めとした、タランティーノやジョン・ウォーターズ、デヴィッド・リンチと名高い映画監督たちに愛されている。

この作品では、エドの映画を忠実に再現していているそうで、ティム・バートン監督はかなりのマニアなのかもしれません。

メイラ・ヌルミは「アダムス・ファミリー」に登場するモーティシアに似ていると思い調べると、やはりモーティシア・アダムスから着想を得ているそうです。エドは人に好かれやすく、女装が趣味という変わった人で面白かった。エド・ウッドが最初に撮影していた映画「グレンとグレンダ」をClipしていたことに気づき、エド・ウッドの作品を見てみたいと思った。だけど史上最低の監督ってどうなのやら。レビューはあまり良くないけど観てみようかな。
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