低予算&早撮りのB級映画監督エドワード・D・ウッドJrを主人公に据えた、見事な青春映画。
このエド・ウッド、『史上最低の映画監督』なんて持て囃されているけど、実際にはそんな大層なもんじゃないんだよね。
もう一人の主人公がベラ・ルゴシ。
『魔人ドラキュラ』のドラキュラ役で有名な彼の晩年を演じているマーティン・ランドーが素晴らしい。
アカデミー賞助演男優賞も納得。
このルゴシのシーンでの光と影の使い方が特に見事で、ドイツ表現主義映画を彷彿とさせる。
この辺の映像の魅せ方は、さすがバートンと言ったところ。
ベラ・ルゴシに☆0.5追加。
