2001年ありきなのは間違いないが、キューブリックは関わってないし、アーサークラークも別の話と言っているので基本的には分けて考えるべき。
難解な前作と比べなくてもかなりわかりやすく作ってあり、別の映画というのが伝わり、純粋にSF映画として楽しめるものとなっていたと思う。
ボーマンの行き着いた末の一端を見ることができ、HALのこの先を想像するとワクワクする。肉体を持たないAIはどのように進化していくのか、すごく興味深いラストだった。
宇宙の映像はアニメーションかCGを使っていて、それが逆にチープに見えてしまった。良くも悪くも普通に面白い。