愛猫が亡くなった後、愛する人を亡くした映画を観てリハビリしようと選んだ作品。
巷の評価は低いし、確かに山場もなく、中盤、退屈ではあるけれど、最後のシーンの死者からのメッセージがほんとに愛する者を亡くした人が、1番言われたい言葉だったので、私は随分、この作品を観て、心が軽くなった。
死という取り返しのつかない不動のもの。それでも、まわりの人は、何かボタンをかけちがえなかったならば、愛する笑顔を失うことはなかったのではないかと後悔し続ける。
だけど、死んだ人は決してそんなことは望んではいないのではないだろうか。
誰かを亡くして、後悔している人には是非、観てもらいたい作品。