松方親分、マグロの人としてしか知らなかったけど、こんなすごい人だったんだね!
ダサいところはちゃんとクソださくて、かっこいいところは死ぬほどかっこいい。
塀の中、森の中、街の中、それぞれの世界を通過して、それぞれの世界で、社会化を拒み続ける。
親分はどこに行って何がしたいとか、別にそんなものはなくて、ただ、誰かに縛られるのが嫌なんだろう。
けど、本当の自由を求めてしまったら行くところなんてなくなってしまうんだろう。
でも、ただひたすら強烈な自由への意志を見せつけ続けられた。
バイト先の子供達を思い出した。
自由になってどうするの?
とは、聞かないし聞けない。
ぼくはどうせ飼いならされてるだけだから
反発こそが生きることなんすかね?
「刑務所とは、鍵を開け、鍵をかけるところだ。」だってさー!
ふざけたノリでずっと持っていって、終盤いきなり突きつけてくる感じ、
このまえみた東京プレイボーイクラブという映画もそんな感じだったけど、なんか、けっこう食らっちゃいますね…