悲惨…の一言。
決して、友達とワイワイ見るホラーとは違います。場合によっては重い空気になりかねません。
誰が生き残るかとか予想してる場合ではありません。
『屋敷女』といい本作といい、お洒落なイメージのあるフランスからどうしてここまでジメジメしててグロくて汚い映画が生まれるのか。フランスの闇を感じざるを得ない。
爽快感のない、重いグロがひたすら続きます。暴力シーンもデュクシ!デュクシ!みたいな軽い音で表現されるようなものではなく、鈍くてリアルな感じの暴力。途中そのシリアスさが途切れるような雑な展開あり。
主人公は常に汚い何かしらをかぶっていて、前半と後半とでは全くの別人…というか別の生物みたいになっちゃってます。ずっとプルプルしてるし。
グロいの得意だと勝手に思い込んでる自分でも、フレンチスプラッターには毎回圧倒される。